輝け、助産師!私の助産院開業物語

今後の助産師人生に迷っているあなたへ贈る、42歳で開業して自分の道を見つけたある助産師の物語

開業準備⑦~パンフレットと名刺作成

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、駐車場をどうしたか、という話を書きました。

 

7月に迫った開業までにやらなければ山ほどあります。

目まぐるしい毎日の中、宣伝や外交のための準備も必要です。

 

その1つがパンフレットでした。

開業時にはあまりお金をかけたくないですし、自分で作ることもアリだったのですが、私の中でここはこだわってお金をかけること決めていました。

 

というのも、私が大いに参考にしていた先輩開業者が、業者さんに依頼したパンフレットでしっかりした物を作っていたからです。

 

自分で作ると、どうしても素人感満載のパンフレットになってしまいますよね?!

普通の印刷用紙だし。

 

広告宣伝もネットが主流になってきているとはいえ、私の場合、やはり母子にまつわる近隣施設への直接のご挨拶は必須だと考えていました。

 

何かの時に紹介してもらうには、新しく開業した助産院があることを知ってもらわないといけないし、またお互いに連携が必要な時もあるはずです。

 

そのためには直接ご挨拶に出向くのが一番だと思っていたので、持参するのにせめてど素人感満載のパンフレットではなく、ちゃんと業者さんが作ったとわかる「きちんとした物」を持って行きたかったのです。

 

そんな訳でパンフレットにはお金を出しました。

100%そうして良かったと思ってます。

お陰で自信を持って、あいさつ回りに行けました。

 

実際には、集客の主流はやはりネットでして、パンフ集客というのはほとんどないのですが、それでもどこかで誰かがパンフレットを目にした時に「ケチってないように見える」方が絶対印象がいいと思います。

 

パンフレットとは反対に、ケチったのが「名刺」です。

お金がどんどん飛ぶように出ていき、怖くなった私は、名刺くらいなら自分で作れるんじゃないかとネットの名刺印刷テンプレートを使い、用紙を購入して自宅印刷して作りました。

 

うーん、、、

これ、大失敗でした。

 

ここにその時に作った名刺をアップできない(残っていないので)のが非常に残念ですが、センスのない私が作り、すぐに折れ曲がりそうな紙に印刷、というとんでもなくカッコ悪い名刺でした。

 

「自分で作った名刺なのね~」

なんて知り合いに言われたりしました。

どう見ても、自分で作ったのがわかるド下手さでした(><)

 

が、最初はそれでも「まあいいかな、名刺くらい」にしか思っていなかったのですが、しばらくしてある時ビジネスの集まりに行った時に

「へえ~、自分で作った名刺、今時珍しい」

と見た瞬間に言われ、恥ずかしくてしょうがなくなりました。

 

そうか、それじゃいけないんだ!!

次の日の朝、早速名刺を作りにお店に行きました。

 

世の中はオンラインでの仕事も増え、名刺に前ほどの価値はなくなってきているかもしれませんが、私は今でも名刺は「見た目の一部」だと考えます。

 

プロの仕事師として、ヨレヨレではなく、自信を持って自分を紹介できるものであるべきなのでは、と。

 

それ以来、名刺は必ずプロに依頼しています。

私はパンフと名刺は開業当初からプロに頼むことを絶対にオススメします!!

 

※ちなみに、私はいつもこちらの方にお願いしています。

腕はたしかで、仕事も丁寧、しかもリーズナブルで激オススメです!!

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開業準備⑥~駐車場

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は店舗名決定とその由来、名前についてのアドバイスを書きました。

 

そういえば、これもみんな悩むところなのでは?と思ったのが駐車場です。

 

こうやって次から次に書いて行くと、なかなか開業まで話が至らないな、、、と思いつつ、やっぱり書きます。

 

東京にいた時は、駐車場のことが全く気になりませんでした。

むしろないのが当たり前なくらい。

 

ところが私の地元はというと、バスやモノレールはあるとは行っても、短くても10分~20分間隔くらい。

 

2-3分のうちに代わる代わる電車がやってきて、どこにでも行ける東京とは全く比べ物になりません。

 

しかも、最寄り駅から結構歩かなきゃいけないこともあるし。

 

ということで、地元は車必須でした。

となると、店舗にも駐車場必須です。

 

ただ、賃貸マンションで駐車場を借りられる場所というのは案外なく、しかも1台じゃきかないので、2台は必要だな、、と考えるとそうそうありません。

 

けれど、駐車場は必須だと思い、せめて近くに月極コインパーキングがあれば、と思っていました。

 

その中、一番最初に賃貸マンションを仮契約した際、目の前に広めのコインパーキングがあり、2台分月極で借りることができるということでした。

 

一度に1人しか施術できないので、交代分で2台分だけ確保できればOKという計算。

が、その後駐車場を月極で借りていくことについて妹と話した時、このように言われました。

 

「初めはどれだけの人が来てくれるかわからない。

そんな時に、2台分の駐車場代を固定費として支払わなければいけないのは、かなりの費用負担になる。

 

1人当たりのケア時間も1時間程度だし、コインパーキングでしかも料金も60分/100円と高くはないので、初めはコインパーキングに停めてもらったらどうか?」

 

たしかに。

 

私が店舗を探した地域を歩いていると、コインパーキングの相場は60分/100円が多く、仮店舗近くのパーキングも、最終的に借りたマンションの近くにあるパーキングも同じ料金でした。

 

ただ月極で借りるとなると、大抵どこも1台分につき1万円程度で、2台分だと月に2万円。

 

私の想定では月にのべで30人来てくれたら上出来、と思っていたので、売り上げ見込み額に対し、駐車場だけで月額2万円を支払うのは費用対効果で考えるとロスが大きいかも。

 

私のメンターTくんに相談してみたところ、同じようにコインパーキングを利用してもらう方向でで行ってみたらどうか、とのことでした。

 

それでも、本当にそれでいいのだろうか?駐車場がないのに本当に患者さん来てくれるの?という思いが拭えず、これに関しては別の友人にも聞いてみました。

 

「駐車場がない病院ってどう思う?」

 

彼女の答えは

 

「そうだなあ、たしかにあった方がいいけど、ないから通わない、とは思わないかな。公共交通機関で行く時なら、普通に自分で負担してるしね」

 

と。

それで心が決まりました。

 

考えてみたら、私が学んだ乳房マッサージの研修施設のうち1つは駐車場がなかったし、整体の施設も同様で、来院者は近くのコインパーキングを利用していました。

 

それで、最終的に店舗契約した時にも、裏に比較的大きなコインパーキングがあったので、そこを利用してもらう方向でスタートしました。

 

こうして施術料金に加え、コインパーキング代も加わるという費用負担の中、沢山の方が来て下さったことは、本当に有難い限りです。

 

※6年後に一軒家に移転したのですが、こちらは駐車場付きにしました。

以前から通って下さっていた方には、それはそれは喜ばれました!

無料駐車場2台ついてます♪

どこまでをサービスとして費用負担するか、経営継続にかかわる問題なので非常にバランスが難しいところですが、駐車場問題に関しては、私はこのように乗り切りました。

 

私と同じように、車社会の地方で開業される方は同様のお悩みを抱えることになるだろうと思います。

 

そんな方の参考になれば幸いです☆

 

 

※お金に関する本はかなり読んできたのですが、私はこの本田健さんの言っている内容は非常に納得できるものがあります。大金持ちになることが幸せではなく、「幸せなお金持ち」になることが大事なのだと、マインドセットの1つです。

 

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開業準備⑤~店舗名決定

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、店舗が決定したあと、まずはホームページ着手を始めたことを書きました。

 

が、実はホームページよりも何よりも初めにやったことがありました。

店舗の名前を決めたことです。

 

これはみんなきっと一番ワクワクすることですね!

開業を何となく考えている人なら、きっと頭のすみにあるはず☆

 

私は開業を本格的に考え始めた時から名前を決めていました。

『葉っぱ助産院』

これしかない、と思っていました。

 

由来は私の名前「葉子」からです。

でも、なぜこうなったのかというと、助産師として就職した新卒の頃にさかのぼります。

 

就職当時、先輩にも同じ「山田さん」がいました。

そこで、誰だったか、先輩が「じゃあ、葉子だから葉(は)っぱちゃんだね!」って。

 

それまで、葉子ちゃん、と呼ばれたことはあっても、葉っぱちゃんと呼ばれたことはなく、不思議な感覚でした。

 

が、それから病棟の先輩たちも医師もみな「葉っぱちゃん」と呼んでくれるようになり、自分の新しい名前ができたようで、とても嬉しかったです。

 

新卒で何もできず、いつもドキドキしてながら仕事に行っていた私に、素敵なあだなをつけてもらえたのです。

 

私が初めに住んだのは、看護師寮として病院が借り上げているマンションだったのですが、同じ階に先輩が他にもいて、病棟に配属されて間もなくのころ、私の家に遊びに来てくれた記憶があります。

 

こうして同じマンションに先輩方が何人も住んでいたことが、私が病棟に溶け込む大きな助けになったことはいうまでもありません。

 

この「葉っぱちゃん」というあだ名は、今でも私の助産師人生の一歩を踏み出した大事な名前。助産院の名前としてこれ以外にありませんでした。

 

 

さて、ここで別の見方をしてみたいと思うのですが、もし皆さんがこれから開業するとしたら、どんな名前をつけますか?

 

私はたまたま自分の昔のあだ名でしたが、店舗名について私が思うところを1つ書きたいと思います。

 

店舗の名前って大事ですよね?!

本でもタイトルで手に取るかどうか決まるように、店舗も名前で決まるところって大きいのではないかと思います。

 

助産院なので、そこまで大事じゃないかもしれないけれど・・・

でも私はすっごく大事だと思っています。

 

何が大事かと言うと

「何をやっているところなのかイメージがつく名前かどうか」

ということです。

 

例えば、名前ってやっぱり思い入れが強くなるから、ペルー大好きな私からすれば、2007年に離れるまで2年間を過ごしたアレキパという都市を、色んな人に知って欲しいので、

 

「arequipa(アレキパ)2007」

 

などど、つけたい訳です。

 

ただ、これ、私が思い出にふけっているだけで、他の誰にもわかりません。

きっと知っても誰も何も思わない。

そして、きっと覚えにくい。

 

誰にも覚えられなかったら、口コミも流行りにくい。

 

また、本当は分娩施設と間違えられるので「助産院」とつけたくなかったのですが(これも以前書きましたが)、「誰がやっているのか」が名前だけでわかるにはこれしかないと思い、「助産院」にしました。

 

また、「〇〇助産院」の〇〇のところには、簡単で覚えやすい名前にしたいと思っていました。

 

自分の名前をそのまま当てはめる「ようこ助産院」もアリではあったのですが、「はっぱ」にしたことで、ママさんたちや業者さん、時には子ども達に至るまで「はっぱさん」とか「はっぱ先生」と呼ばれるようになり、かえって良かったな~と思っています。

 

とにかく、覚えやすくて簡単な名前!!

けれど、何をやっているのか名前を見ただけで一発でわかるようにすること!!

 

これから名前を決める方に、私からのアドバイスです♪

 

 

※※これはたしか私が海外にいた時に読んだ本で、これも私のお金に対する考え方を変えてくれた1冊。「手に入ったお金の10分の1をためていく」というとてもシンプルだけどなるほどと思うことが書かれていて、わかりやすかったです。

 

 

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開業準備④~ホームページ制作開始

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、開業日まであと1ヶ月のところでようやく店舗が決定したことを書きました。

 

happanoko.com

 

そこから1ヶ月は、本当に猛ダッシュの日々。

寝たんだか、寝てないんだか、何をやって、何をやってないかよくわからないような状態のまま、慌ただしく過ぎました。

 

まず手始めにやったのが、ホームページの設置です。

 

以前、先に整体で開業した元同僚宅の見学に行った際に、ホームページでまずは告知を、とアドバイスされたことを書きましたが(↓その時の記事はこちら)、

 

happanoko.com

 

ネットで反応が出てくるのに2~3ヶ月かかるということで、一番最初に取り掛かりました。

 

とはいえ、ここからだとあと1ヶ月。

※よく覚えていませんが、多分もう半月前くらいには、住所不確定のままひとまず「7月2日オープン」だけは提示したんじゃないかと思います☆

 

ホームページについては、やはりお店の「顔」であり、2014年当時でも、もうネット検索が主流の時代になっていたので、多少のお金はかけようと思っていました。

 

5万円程度でできないかな、、、?

(私の多少のお金、はこれくらいの金額でした・・・)

 

ネットでホームページ制作業者さんをいくつか見てみましたが、5万円はまずムリ。10万円でも探し出せませんでした。

 

そこで他の人に話を聞いてみると、相場は30万円程度とのこと。

ひゃ~、30万円ですか!!!

 

前にも書きましたが、関東での1年間の研修ですっからかんになった私の貯金、この時100万円程度。

 

いくら創業融資を受ける気満々とはいえ、30万円はちょっとビビってました。

 

が、繁盛のためには仕方がない。

そう覚悟を決めたころ、ある人に出会いました。

 

その方は小さなカフェをされていて、用事があってその方のカフェで人と会っていたのですが、私がホームページの話をしていたのが聞こえたらしく、

 

「今はホームページも無料で作ることができますよ。いきなり大金をかけるんじゃなくて、一旦そうしたもので作って見て、反応が良くなかったらお金を出して作ってもらったらどうです?」

 

このようなアドバイスをくれました。

わお、ここにも神が!!!

 

そこで、そのオーナーさんが教えてくれた「Jimdo(ジンドゥー)」という無料ホームページ制作アプリを調べてみたところ、KDDIという広告が少し入る程度で、あとは文字と写真をテンプレートに沿って入れていくだけでいいことがわかりました。

 

 

ホームページビルダーなど他のものも調べていたのですが、全く予備知識のない私にはさっぱりわからず、ただでさえ時間のない今、これを調べるために時間はさけない!

 

そう思い、文字の打ち込みだけで大半がすむ、Jimdoとやらを使ってひとまず作ってみようと思いました。

 

そうして作成を始めてみたところ、、、、

 

これが案外スムーズにいきました!

というのも、本当に文字入力と写真挿入だけでいける!!

 

小難しいHTMLとかいう知識もいらない。

とにかく、テンプレートに沿えばいい。

 

本当は、私のメンターTくんには、「ホームページは会社の顔だから、お金をかけた方がいい」と言われたのですが、これからどれだけお金が吹っ飛ぶかわからないこの時期に、私の全財産の30%をここにつぎ込む勇気はありませんでした。

 

というか、無料制作ツールとやらの存在を知らなければぶっこんでましたが、知ったがために、一歩引いてしまいました。

 

ブサイクでもいいから、ひとまずホームページになればいいや!って。

 

自分のセンスのなさには目をつむり、ひとまずトップページの告知だけを載せました。

その時の画像は残っていませんが、こんな感じ。

 

超ダサダサですが、本当にこんな感じでした。

本文は何も書いてませんでした。

とにかく、トップオブザトップである一番上に「2014年7月2日 北九州市小倉北区に葉っぱ助産院オープン!」のみ。

 

たったこれだけを作るのに、果たして何時間かかったことでしょうか・・・?!

まあ、それでも何とか0→1にしたことで、かなり責務を果たした気分でした。

 

でも、ホームページを作っただけでは、ちゃんと表示されているかわからない。

 

「葉っぱ助産院」

 

でググってみるが、何も出てこない。

あれ?

作ってどれくらいたつと検索表示されるの?!

 

これまた調べてみると、今度はグーグルとヤフーに何かを登録すれば検索にあがりやすいと書いている。

 

多分今でいうサーチコンソールのことだと思うのですが、その時何を調べたかは覚えておらず、とにもかくにも誰かがネットに書いてあった、「検索にあがるための方法」とやらを実行しました。

 

そうしたら、何と!!!

数時間後に「葉っぱ助産院」で検索したら、ちゃんとうちのホームページが表示されたのです!!

 

これには正直感動しました☆

私が作ったダサダサホームページが、しかもオープン、としか書いてないやつが表示されてる!!

 

もうワクワクでした♡

というか、もうすでに半分仕事が終わった気がしました。

 

オープンさえ告知できればあとは人が来てくれるんじゃない?

そんな甘々な考えさえ出てきました。

 

中身はまた他の事が進んだ後でいいや!

 

そう決めて、そのダサいトップ告知だけのまま、ホームページ制作着手は終わりました。

 

 

※結局ホームページはその後そのままJimdoで完成させ、現在に至ります。

ドメインだけは購入し、毎年1万円程度の支払いをしていますが、それ以外は全て無料。

 

けれど、この8年間この無料ホームページはそれはそれは素晴らしい働きをしてくれ、ドメイン料をはるかに凌ぐ収益をもたらしてくれました。

 

あの時無料の分で作ってみたら?と教えてくれたカフェオーナーさんには本当に感謝です!!

 

●Jimdo(私が自分で作った無料ホームページ制作ツール)

 

WIX(無料ホームページ制作ツール)

別件で一度簡単なホームページを作ったことがありますが、実はJimdoよりはるかに使い勝手が良かったです。

もし私が次回自分で作ることがあれば、こちらを使うと思います(でも、次はお金を出して他の人に頼みたい・・・)

ホームページ作成 | 無料ホームページ制作ツール | Wix.com

 

●ペライチ(無料ホームページ制作ツール)

私は使ったことはありませんが、知り合いがやっていて、割と簡単で使いやすいよ~と言ってました。

 

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開業準備③~店舗決定

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は1週間整体を学びに行き、その後元同僚や同期の人たちに会いに行った事を書きました。

 

happanoko.com

 

さて、5月下旬に地元に戻り、いよいよ本格的に開業準備スタートです。

7月2日(大安)を開業日にしたので(いつこの日に決定したかは定かではありませんが)、残り1ヶ月半。急ピッチで進めなければいけませんでした。

 

とにもかくにもまず決めなきゃいけないのは店舗。

4月にペルー旅行に行く前に1つ仮押さえをしておいた物件があるのですが、なんと、整体を教えてくれた先生に確認したところ、その部屋では狭いですね、と。

 

というのも、仮押さえしていた物件は2DKだったのですが、6畳と4.5畳の二部屋で、6畳を乳房マッサージ、4.5畳を整体と考えていました。

 

ところが、整体を4.5畳で行うには狭い、と。

これを聞いて迷いが吹っ切れました。

ああ、あの仮押さえの物件ではダメなのね!と。

 

↓仮店舗契約をした時の話はこちら

 

happanoko.com

 

というのも、あの時一番いい条件ではあるんだけど、うーん、、、と悩む部分もあり、これでよし、と思えなかったので、ダメだと言われて気が楽になりました。

 

でもそうなるとまた1からやり直し。

頭がくらくら来ましたが、とにかく早く探さなければなりません。

 

その時、またまた神が現れました。

今回は、前回仮押さえをしてくれた担当者とは別の人が担当してくれたのですが、「ここはどうですか?」とある物件を出してくれました。

 

実はその物件は私もネットで何度も見た物件でした。

ただ、家賃が私の予算よりずっと安かったのであまり良い物件じゃないのではと思っていたのと、室内にガス管むき出しの場所があったので対象から完全に外していた物件でした。

 

担当者さんによると、部屋は2LDKで6畳、8畳、10畳と広く、全てリフォームしてかなりきれいだし、店舗利用もできそうだから見に行ってみませんか?と。

 

ということで行ってみました。

北九州市の中心部を走るモノレール沿線にある10階建てのマンションの5階でした。

入り口は少々暗いものの、十分な広さがあり、ベビーカーで来ても全く問題のない広さ。

 

モノレール駅やバス停から徒歩5分程度で、交通の便も問題なし。

しかも私の実家からもバス1本で来られる場所。

 

部屋に入ってみたところ、第一印象は「明るい部屋だな」。

玄関が北側で、2部屋が南向きにあり、光がたくさん入っていました。

マッサージをすることにした玄関からまっすぐの8畳の部屋

また、壁紙もピンクや白など明るい柔らかい感じで部屋全体が優しい感じがしました。

難点だったむき出しのガス管も部屋に入ってみると、そこまで気になるものではありませんでした。

もう1つの窓際の6畳の部屋。託児部屋にしました。

玄関はベビーカーが十分に入れられる広さがあり、さらに玄関を入ると目の前に1.5畳程度の踊り場があり、普通の家ならデッドスペースになりそうな場所ですが、店舗にはもってこいでした。

玄関と踊り場

即決でした。

明るく、きれい、広さも十分、交通の便も申し分ない。

ガス管も何かで隠せば大丈夫そう。

何より安い!!

元々仮押さえしていた部屋も予算より下でしたが、さらにそれよりも安く、初めの予算の7割弱程度でした。

 

※マンション入居前に部屋の写真を撮影していたのでこちらに掲載したかったのですが、どうやら消してしまったようで見つかりませんでした(><)

 

これ以上の物件はないでしょ!

だって今回は即決だったから。

条件はいいけどうーん、、、と悩む時は、自分が本当に欲しいものではないのだと思いました。

 

***********

この物件に入居後、さらにすごいご縁があったことがわかりました。

オーナーさん親子が同じマンションに住んでいたのですが、亡くなられたご主人が私の父と同級生だったことが判明。

 

それだけでなく、私が小さい頃両親が3年ほど小さなお店をやっていたのですが、オーナーさんのお母さんの方は、私の両親のお店に出入りしていた業者さんでした。

 

この物件に、私は入るべくして入ったのです。

このように両親とも繋がりがあることがわかり、入居後はオーナーさんに本当に良くして頂きました。

*************

 

私が入居を決めた後、すぐに契約書に手続きに入りました。

最終的にカギを渡してもらったのが5月末。

開院の7月2日まで1ヶ月弱。

ここから猛ダッシュが始まりました。

 

※子育てハッピーアドバイスのパパ版。当院にも置いていますが、奥さんに付き添いで来られたご主人が結構お読みになっています。パパのマニュアル本というようなものは少なく、イメージが難しいみたいで、かなり好評です。奥さんが購入してご主人に見せたりしているみたいですね☆

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開業準備②~整体を学ぶ

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、開業前に7年ぶりにペルーへ遊びに行ったことを書きました。

 

happanoko.com

 

さて、帰国してすぐに私を待っていたのは、整体を学ぶことでした。

これは、おっぱいマッサージに整体をつけろ、という私のメンターであるTくんのアドバイスに従い学ぶことを決めたものです。

 

happanoko.com

 

とはいえ、おっぱいマッサージのように1年間という長期ではなく、1週間合宿という短期集中の講座でした。

 

ここの整体は、私が以前勤務していたクリニックの同僚が先に学んで自分でサロンをすでにオープンしており、良かったと言っていたので私も学ぶことにしました。

 

私が助産師としてほとんどの時間を過ごした愛知県での合宿というのも何かご縁を感じました。

 

正直1週間で習得できるものか、かなり不安はありましたが、これもやるしかありません。たまたまもう1人別の方が同じ時に合宿として受講されていて、1週間一緒に過ごしました。

 

この方はお子様2人連れで合宿に来ており、2人の子ども達のお陰でかなり和みました。昼は授業を受け、夜は子供たちが寝静まってから一緒に練習をし、習得に向けて協力できて良かったです。

 

お子様がいてもこうして頑張ってる人がいるんだから、1人身の私ができないなんて恥ずかしい!そう思いながら、何とか1週間でと思い夜も頑張りました。

 

が、やはり1週間でできるようになる、というのは難しく、地元に戻った後にビデオを見ながら、家族や友人に練習相手になってもらってかなり練習しました。

 

近所のおばちゃんが定期的にお金を払って私の施術を受けてくれたことが、結果的に一番上達したと思います。自分の気合の入り方が違いました。やはりお金をもらうって大事です。

 

1週間はあっという間で、正直地元に戻る時は「こんなんで大丈夫かな、、」と不安でした。乳房マッサージと比較すると、あまりにもあっさりと終了してしまい、技術提供できるのか、不安が大きかったです。

 

でも、実際にやり始めたら、整体の先生はいつも快く質問に答えてくれたし、整体を学んだことで患者さんにやってあげられることが増え、また身体についての質問にも答えられるようになり、学んで良かったと思いました。

 

何より、経営面でかなり助けられました。

Tくん、本当にありがとう!

 

↓整体を学ぶことになった経緯はこちら

happanoko.com

 

そんなこんなで整体講座は終了したのですが、この時に私にとって他に2つほどいい事がありました。

 

 

1.先出の元同僚のお宅に見学に行った

最後は彼女の「自分が出産後身体が辛い時にここの整体に助けられ、その後この整体を学んだ。学んで本当に良かった」と言っていた言葉で受講を決めた私。

 

自宅開業している彼女の家に見学に行かせてもらい、実際に私に施術もしてくれました。私の頭の中の施術の流れがこの時結構まとまりました。

 

それから、彼女に教えてもらってすっごく役に立ったのが「ホームページをすぐにでも立ち上げた方がいい」ということでした。

 

というのも、立ち上げてから反応が出てくるまでに2~3ヶ月かかるそうです。

〇月〇日開院!

だけでもいいから、まずは出しておいた方がいいと言われ、地元に戻り早速言われた通りにしました。

 

この事でどれほど助かったかわかりません。

 

8年後の今はまた少しホームページの立ち位置が変わってきており、今はグーグルマップやインスタが主流ですが、いずれにしても、反応が出てくるまでに数か月要するので、中身はまだまだ未完成でいいので、とにかく「開院するよ!」というのを先に告知しておいた方がいいと思います。

 

自宅開業で結構お客さんが来ていた彼女は、かなり経営の才能があると思いました。クリニック勤務時からそうでしたが、堂々とやっていてかっこよかったです。

 

例え自信がなくても堂々とやらなくちゃな、と思いました。

 

 

2.新人の頃の同期たちに会った

これを読んで下さっている皆さんには新卒時代の同期はいるでしょうか?

私には同期が他に4人いました。

 

以前ちらっと書きましたが、地域でも有数の産科基幹病院に就職し、妊婦さんが他のクリニックから救急車で運ばれてくるような状況にいつもドキドキだった私。

おっちょこちょいで早合点な私はとにかくケアレスミスが多く、もちろんお叱りの数も多いわけで、新人の頃はいっぱい泣きました。

 

けれど、これは私だけでなく、きっと誰もが経験していることですよね?

何もわからないゼロの状態から、1人で命を預かる立場にならなければならないのですから、その厳しさは当たり前です。

 

が、失敗続きの1年目は、本当によく泣きました。

もちろん、もれなく同期の他の4人も。

みんな一度は申し送りの際にあれこれつっこまれて泣いてたような気がします。

 

そんな苦しい時に、誰よりも助けてくれたのは同期のみんなでした。

みんなで愚痴を言い合って、なぐさめあって。

そうこうするうちにすごく仲良くなり、そのうち毎月1人3,000円ずつくらい出しあってお金を積み立て始め、そのお金で定期的にちょっと高級な料理を食べに行ったり、みんなで旅行に行ったりました。

 

そんな訳で私が退職するまでの4年間、非常に濃厚な関係が出来上がりました。

同期の仲間との信頼関係はその後もずっと続き、私が海外に行っている間も何かと連絡を取り合い、整体を学びに行った時には久しぶりに集まりました(ちょうど合宿が同期のみんなのいる近くだったので)。

 

22歳の新卒で出会った私たちが久しぶりに集まったのは20年後の42歳。

それぞれ働く場所も違っていましたが、すぐにあの頃に戻り、私の開業を心から応援してくれ、絶賛子育て中の同期のみんなにママさん目線で私の開業についてあれこれ教えてもらいました。

 

その後開業時には、お祝いとしてブルーレイをプレゼントしてもらいました♡

 

※同期とは今年からオンライン同窓会と称して、2ヶ月に1度程度皆でおしゃべりしています。コロナでリモートがすすんだお陰です!

 

このように、卒後研修終了後5月半ばまで1ヶ月半くらい本格的に動けなかったのですが、開業前にペルーに旅行に行ったり、同期に会ったりした時間は、本当に貴重な時間になりました。

 

最終的に自分の心のバランスをとることが経営上最重要課題になってくるので、皆さんも時々心癒される場所に身を置くようにしてくださいね!

 

 

 

※大ベストセラーの1冊。開業時に同期の1人がシリーズをプレゼントしてくれました。自分の子育ての際にすごく助けられたから、と。色んな子育てについて「それでいいんだよ」と小児科の先生がアドバイスしてくれる本。イラストも多く、読みやすいので、産後お疲れのママさんたちにはもってこいだと思います。

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開業前にペルー旅行へ

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、地元に戻り、開業準備スタートとしてまずは店舗を仮契約したことを書きました。

 

happanoko.com

 

さて、その後決めていたスケジュールは、私の第二の故郷ペルーに約2週間遊びに行くことでした。

 

私は33歳の時から約2年南米にいました。

そのほとんどをペルーで過ごし、観光客としてのビザしかないのに、現地で家まで借りて住んでいました。

あちらでビザをとってずっと住んでもいいかと考えていたくらい。

 

本当に大好きでした。

それはなぜか?

私にペルー人の家族ができたからです。

 

ろくにスペイン語も話せない私を(南米はブラジル以外はスペイン語圏)、どこの馬の骨ともわからない日本人の女の子を、家族のように受け入れて過ごしてくれました。

 

特に、私のペルーでの親友ともいえる「サンドラ」は料理がとっても上手で、毎週のように私を家に呼んでくれて、色んなペルー料理を作って食べさせてくれました。

 

それから、サンドラの育ての母であるビルマおばちゃん宅に3ヶ月ほどホームステイのような形で住まわせてもらったのですが、ここの娘のサラ(日本でいうJK)とロシオ(私より1歳年上)とは、それこそしょっちゅう一緒に遊びに行ったりして姉妹のように過ごしました。

 

もちろん、私のスペイン語力なんて子供以下。

それでも全くそんな事は意に介さず、みんなべらべらと話しかけてくれて、おかげで私のスペイン語力多少あがりました。

 

こんな心の温かい、愛情たっぷりの人たちに恵まれ、ペルーで私の人生が変わったと言っても過言ではありません。

私が日本に戻ってからも、しばらくは毎年誕生日に電話をかけてくれていました。

(日本に戻ってからはスペイン語を話す機会もなく、何を言ってるのかさっぱりわかりらないけれど・・・)。

 

2022年の今でもずっと繋がりは続いています。

私がペルーを離れる2007年から、サンドラと一緒にペルーの子供たちに文房具をプレゼントする活動を始め、その後毎年「ペルーの子供たちに笑顔を送るプロジェクト」として日本の友人・知人から寄付を募り、ペルーに送っています。

※コロナ以降は休止中です。

 

日本に戻ってからも、いつかまた大好きなペルーに遊びに行きたいと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。

 

けれど、開業を決めた時、今行かなきゃ次いつ行けるかわからない、と思い、開業前に思い切って遊びに行きました。実に7年ぶりでした。

 

7年ぶりのペルー、景色そのものはそんなに変わっていませんでした。

一番変わっていたのは、サンドラの息子たち。

私がいた頃は、15歳、14歳、7歳くらいだった3人の息子もすっかり大きくなり、ようこ、ようこ、といつも話しかけてきてくれていた末っ子のジョナタンは、反抗期でほとんどしゃべってくれなくなっていました(><)

サンドラ(右)と次男坊のディエゴ。ママをよく手伝う青年になってました。ちなみに、私が持っているお肉は「クイ」というサンドラがついさっきまで飼育していたネズミです。

 

サンドラは自宅以外にも家を借りていました。

実は、私がペルーに住んでいた時、サンドラは日本人観光客相手に自宅の一室を貸し出すホームステイを始めました。

 

私がSNS(当時はミクシー)で宿泊者を募り、連絡があった人を紹介し始めました。

私がいた頃はまだ自宅の一部を貸す程度でほんの数人来る程度だったのですが、私がペルーを去った後に来た旅行者の女性がその後ペルーに住み着き(なんと今はペルーで働いています!)、「サンドラのいえ」という名前をつけて宿を大きくしてくれました。

 

日本人が書いた字をペルー人のパパが真似て作ったというサンドラのいえの看板。あまりの上手さにびっくり。

自宅以外に借りている家は「サンドラのいえ」として、日本人旅行者のの間でなかなかの人気のある宿になっていました。サンドラの心の温かさから、その人気ぶりがよくわかります。

サンドラのいえの屋上からの風景

ずっと私の癒しだったミスティ山

それから大きく変わっていたことは、私が街を歩いても誰も声を掛けてくれなくなっていたこと(><)

 

7年前は、それはそれはモテまくってました!

日本人のほぼいない土地で、日本でも童顔と言われていた私は、あちらでは高校生と間違われてました。

 

「ようこはいつ高校を卒業するの?」なんて言われるくらい。

私、この時34歳。

普通に考えるとヤバイ。

 

街を歩けばうるさいくらいペルー人男性に声を掛けられていたのに、7年後には誰1人声を掛けてくれませんでした。

 

やはり42歳はわかるのか。

これには軽くショックを受けました。

 

まあでも、市場は変わらず至るところにあり、その中で野菜や果物が高く積まれている風景も、豚や牛や鶏がそのまま吊るされて売られている風景も、よく買っていた三角形のパンも、変わらない懐かしい風景がたくさんありました。

市場で売られている豆

サンドラは宿の宿泊者のために、ジャガイモ10キロ、人参10キロなど恐ろしい量の野菜と肉を大量に仕入れ、変わらず毎日美味しい料理を作っていました。

向かって左がビルマおばちゃん、右がサンドラ

私の滞在は1週間程度だったのですが、私が大好きだったペルー料理をこれでもか、というほど作ってくれ、ビルマおばちゃんも同様に私が好きだった料理を沢山用意してくれ、相変わらず全くわからない方言まじりギャグを言いまくってました。

 

サラやロシオともディスコに行ったり(42歳の身体には堪えた)、私が滞在した約2年の日々が戻ってきた感じでした。

ああ~、やっぱりペルーはいいな~。

左からサラ、ビルマおばちゃん、私、ロシオ

けれど、やはり現実に戻る日はやってきました。

さて、次はいつペルーに行けるのか?

また7年後に行けたらいいな。

それまでいっぱいお金貯めておこう。

 

そう思いながらペルーを経ちました。

 

☆7年ぶりのペルーでは、予想通り初めは全くスペイン語わからず、コミュニケーション取るのにだいぶ困りました。

それを助けてくれたのは、ただの旅行者からすっかり住人になった日本人女性で、彼女のおかげで今も彼らと連絡を取り合うことができています。

ここにも神がいました!

 

※たしかこの本だったと思います。広大な土地を支配し、錬金技術を持ち巨万の富を作り出していたインカ帝国が、たった50人程度のスペイン人に占有されて滅んでいった様子が物語として書かれていて、ペルーの歴史を知る大きな一助となりました。

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開業準備スタート①~店舗探し

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は卒後研修も終わり、開業されている先輩方の施設を見学に行った事を書きました。

 

3月末に勤務が終了し、4月半ばに実家に戻ったのですが、まずは店舗選びからスタートしました。

 

よく色んな人に「実家ですればいいんじゃない?」と言われたのですが、私の実家は中心部から離れていてわかりにくい上に道も狭く、家の中はといえば、急な階段を上った2階が施術場所になり、赤ちゃんを抱えた人には非常に不向きでした。

 

しかも、洗面所とトイレは家族と共用になり、定年退職後の両親が1日中いる自宅での開業はナシでした。しかも、猫ちゃんたちもいるし。

 

本当は「家賃」という固定費はできるだけかけたくないのですが、そのような事情で借りざるを得なかったです。

 

それに、見学に行った大半の人がマンションでやっていたので、マンションでのイメージしかありませんでした。

 

問題は家賃でした。

事前に作った事業計画書で収入見込みを出していたのですが、それから考えると家賃は8万円以下、最大でも10万円と踏んでいました。

 

関東にいる時から、ネットでちょこちょこ見てはいたのですが、あまりビビっとくるものがなく、これは地元に戻ってからまずやらなくちゃな、と思い、実家に戻った翌日から不動産をいくつも回りました。

 

これが結構てこずりました。

というのも、住居用ならいくらでもあるのですが、店舗利用OKとなると、かなり数が限られていました。

 

店舗を借りるには2パターンありました。

1.元々お店用の物件(テナント)を借りる

2.住居用のマンションで店舗利用可という物件を借りる

 

どちらのパターンも見て回ったのですが、テナントは表看板が出せたり、外からわかりやすいものの、前家賃が高かったり、同じ部屋の広さだとしても時に倍の家賃だったりして、こじんまりと助産院を始める私にはハードルが高かったです。

 

ということで、やはり2のマンションになるのですが、先にも書いたように店舗利用可の物件はかなり数が限られていました。

 

それから、そもそも「どの地域でするか?」というのも非常に大きな問題でした。

運転ができない私は、実家に近い場所にしようと当初考えていたのですが、Tくんのレクチャーを受けていた時にそのことを話すと「なぜ?」と。

 

「店をやるのに、人が多い地域を選ぶべきじゃない?」

 

たしかに。

バス停から離れた山のふもとにある人口の少ない実家付近より、人口の多い中心部に店を構えた方が人が集まりやすいのは当たり前だ。

 

市内の産婦人科マップを自分で作り、地元を知っているTくんに相談して「ここがいいじゃん!」と2人で合致した場所が、初めての店舗となった小倉北区の三萩野という地域でした。

 

その後不動産めぐりをしていた時に教えてもらったのですが、三萩野という地域は北九州市の中で最も人口密度の高い地域だそうです。私は複数の産婦人科からアクセスが可能そうだから良さそうだと思っていたのですが、後から人口密度が高いことがわかり、やったーと思いました。

 

しかも、三萩野なら実家からもバスで1本で行けます。

これなら通える。

そこも大きかったです。

 

ただ本当に店舗利用可の物件は少ない。

もしかしたら不動産に出てないのもあるかも。

そう思い、父と一緒に三萩野付近をウロウロ歩きました。

地元とはいえ、私はこの地域をあまり知らなかったので、どこに何があるのかも良く知らなかったのです。

 

途中2階建てのきれいなコーポのようなものを見つけ、目の前に駐車場があって雰囲気も良かったので、ここがいい!と思い、空きがないか調べることにしました。

 

目の前に不動産屋があったので聞いてみると、そのコーポの隣にあるお宅がオーナーとのこと。早速オーナーの自宅のインターフォンを鳴らしました。

 

が、その時オーナーさん不在。

翌日もう一度訪ねてみると今度はオーナーさんがいました。

聞いてみたところ、今は部屋が埋まっていて空きがないとのこと。

うーん、残念(><)

 

※けれど、最終的に決定したマンションはこのコーポの目と鼻の先でした。これもご縁ですね。

 

そんなことを繰り返しながら、ある不動産でここはどうですか?と言われた物件がありました。各階に部屋が1つしかない5階建てのマンションで、モノレール(小倉の中心はモノレール沿い)からやや距離があるもののバス停も目の前。

 

2DKで部屋数OK、エレベーターから降りたところに踊り場があり、ベビーカーもおける。目の前の大きな道路を挟んだ向かいにあるコインパーキングは月極利用OKで空きもあり。

 

それまで見た中で一番良く、必要な条件が揃っていました。

さらに、家賃は6万円!

8万円まで、と不動産には伝えていたのですが、それよりも安い物件を出してくれたこの不動産の人はかなり良心的だと思いました。

 

でも、決定できませんでした。

何となく部屋全体が狭くて窮屈に感じるのと、踊り場が暗いのと、マンションの入り口が狭く、段差があって入りにくい。

 

ベビーカーを押してくるママさんには不向きだよな、、、。

けど、こんな条件のいい物件はそうそうないよな、、、。

 

実はこの時不動産に回る時間が限られていました。

というのも、その後行かなくちゃいけない場所がある。

 

私の第二の故郷、ペルーに行く事でした。

開業したらどう考えてもしばらく行けないので、絶対に今行っておこう、と思っていました。

 

それと、整体を学びにいくこと。

これは1週間の合宿タイプのもので、ペルー旅行から帰ってきた後GW明けに行く予定にしていました。

 

そこで、不動産の人から仮押さえをしておきましょうか、という提案(手付金などの必要もなく、GW明けに戻ってくるまで押さえておいてくれるという夢のような提案)を頂き、お願いしました。

 

そうして最低限場所は確保できたという安心感を得て、一旦不動産探しは終了しました。

 

※開業したら、節税というのはかなり頭の中に思い浮かぶワードになると思います。節税については色々な本があるのですが、この方の本はまわりくどくなく、単刀直入に書かれていてわかりやすく、またかなり為になりました。

 

 

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卒後研修終了、先輩施設の見学へ

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回までは私の経営の神Tくんに教わった7つの教えを書きました。

 

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さて、まずは何をやらなくちゃいけないか、ゼロの状態から少し毛が生えた程度ではあるものの、多少なりともイメージがつきました。

 

卒後研修も最後の半年はある程度自分で判断して動けるようになり、けれど迷った時はすぐに相談できる、という状況になり、気持ち的にもかなり楽になりました。

 

でも、最後の最後まで「こんな技術の低い状態で開業していいかな?」「やっぱりまだ早かったかな、、、」「治せなかったらやばいな、、、」という迷いはありました。

 

が、とうとう3月に勤務終了。

いよいよ開業に向けてスタートするしかなくなりました。

 

どんなに迷いが生じても、最後はドリームマップの「42歳で開業する」が揺らぐ決心を元に戻す役割をしていました。

↓ドリームマップについてはこちら

happanoko.com

 

場所は結局地元に戻ってすることにしました。

開業時に自分1人では何かと大変だろうと思い、両親に手伝ってもらえる環境の方がいいだろうと判断しました。

 

その判断は大正解でした。

思った以上に出回ることが多く、足のない私は父親に車を何度も出してもらう必要がありました。

 

もう1つ、地元での開業で正解だった理由は、その数年後結婚したからです!!

47歳で結婚、という何だか他のブログが書けそうな内容です。

 

高校卒業後ほとんど地元におらず、海外に行きまくって海外移住まで考えていた私が、まさか地元の人と結婚することになるとは夢にも思いませんでした。

しかもアラフィフになって。

 

それはさておき、実家に戻る前に、関東でやらなければならないことがいくつかありました。

そのうちの1つは開業者の施設見学です。

 

Tくんの教えの極めつけは、「先人を全パクリしろ」でした。

部屋の飾りから、使用している家具まで全てをパクれ、と。

そこで、先輩開業者さん達の施設をいくつか見学に行かせてもらいました。

 

これは大いに役に立ちました。

母乳外来施設で勤務はしていたものの、個人で開業する場合とは、施設そのものも患者さんが入って来てから帰るまでの対応も全く違うので、自分の中でイメージができ、開業の際にかなり参考になりました。

 

例えば、

・マンションで良い(しかも上階でも患者さんは来てくれる)

・施術部屋と待合室があると良い

・白い壁の明るい部屋が感じが良い

・万一赤ちゃんの頭が当たっても大丈夫なように床にジョイントマットを敷く

・音楽をかける

・タオルは持参してもらって良い

などなど。

 

中でも私が一番参考にした人は、書類から何からあらゆるものを見せてくれて、

・住所などの印鑑

・紹介状などの書類

・温湿計

・免許証(助産師・看護師)を透明な額縁に入れて飾る

・自家用車に自分の助産院の宣伝シートを貼る

・ホームページ

・パンフレット

など全てパクらせて頂きました☆

 

この方は開業の時、それはそれは色んなことをしていました。

地域情報誌に取材を受けて宣伝をしたり、地域の産婦人科医に挨拶に行って嘱託をお願いしたり(乳房マッサージは保健指導なので本来は不要ですが、何かの時のために、と契約していました)、本当に色んなことを考えてやったんだろうなというのが素人ながらわかりました。

 

私は正直この方を丸パクリしました。

これから開業を考えている方は、絶対にいくつか開業者を見学に行って、その中でも自分の感性に合う人をパクっちゃってください!

 

3月末で勤務は終了したのですが、こうして見学に行ったり、親戚の家に泊まりに行ったので、実家に戻るのは4月の半ばになりました。

 

さて、戻ってからいつ開業するか?

どの時点で決めたか覚えていませんが、7月にしました。

4月に戻って7月に開業。

3ヶ月間の準備期間です。

 

かなり短い気がするのですが、せっかちな私の性格から、多分それ以上は待てなかったのだろうと思います。

 

そして、開業日は7月1日ではなく、7月2日にしました。

それは、2日が大安だったからです。

 

ケツが決まればあとは逆算して何をするか決める。

 

店舗選びからスタートしました。

 

本田健さんは、私のお金に対する考え方を変えてくれた1人です。誰かに雇われて働く選択肢しかなかった私が、自分でビジネスをするという選択肢があることを考えるきっかけになりました。

 

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開業前に教わった7つの教え

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、地元に戻って開業することを決めた事、私にとっての神が現れたことを書きました。

 

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同級生で社長をしている私の神(Tくん)は、乳房マッサージに整体をプラスするというアイディアだけでなく、他にもそれはそれは色んなアドバイスを教えてくれました。

 

◆その①『自己資金は1円も使うな』

『お金の余裕は心の余裕。お金がなくなると笑えなくなる。絶対に手元に余裕資金はもっておけ』

 

これは彼が口を酸っぱくして言っていた言葉で、現金はとにかく持っておけ、と。

 

借りるのをためらう人も多いけど、そもそも事業というのは国のためになることなのだから、国から借りて利益をあげて、利子をつけて国に返せ。それで国もさらに潤う。

 

年に数万円の利子を払うだけで心の安定が得られるのなら、絶対にそうしろ、という彼の言葉に私も同意しました。

 

そもそもこの時点で、私の貯金は100万円くらいしかありませんでした。研修費は親が出してくれたとはいえ、関東での生活費で自分のお金を使い果たしていたので、誰かに借りなければ開業は無理でした。

 

研修費を出してくれた父が、「開業費もお父さんに任せとけ!」と以前言っていたのでそれをあてにもしていたのですが(けれど、結局1円もあてにならなかった、、、)、借金に対して悪いイメージしかなかったのが、事業における借金は必ずしもそうではないことを学びました。

 

そこで、彼のアドバイスに従って創業資金を借りることにしました。

実際の申し込みは地元に戻った後ですが、彼のレクチャーを受けている期間中に簡単な事業計画書を作って見てもらいました。そして、申込書記載のコツなども教えてもらいました。

 

さらに彼が言っていたのは、俺なら1つの金融機関だけでなく、もう1つ別のところからも借りておく、と。

 

その言葉にならい、最終的に2つの違うタイプの創業資金融資を申し込み、どちらも借り入れをすることができました。しかも、ちょうど女性の新規創業者応援のような制度があり、利率もかなり低い額でした。

 

よくわからずに言われたとおりに借り入れをし、開業後返済していったわけですが、結局自己資金を1円も使うことなく5年ほどかけて全額返済できました。

 

これが経営者の視点なのだと今さらながら思います。

融資を受けるなんてこれっぽっちも考えていなかったし、そもそもそんなこと怖くてできませんでした。

 

この経験から、私のお金に対する考え方がだいぶ変わった気がします。

 

<創業資金こぼれ話>

父が以前「開業費はお父さんに任せとけ!」と言ったことを書きました。

そして、結局1円もあてにはならなかったことも。

 

融資の申し込みの際に、自己資金証明が必要なので、そのためにお金を貸してほしいと伝えました。

 

すると父は途端に「ちょっと待て」と。

 

えっ?!

あれだけ任せとけ、って言うとったやん!!

 

結局申し込みギリギリに何とか調達してくれたのですが、最後の言葉は

「やっぱり全額返してくれ」

 

なんや、それ!!

多少時間はかかりましたが、耳を揃えて全額父に返しました。

 

まあ、父には研修費の200万円は出してもらってたし、開業時にはそれはそれは手伝ってもらったので(母の言葉を借りれば、父をこき使ってたらしい)、感謝こそすれ文句は言えないのですが、開業費用については肩透かしをくらいました。

 

私が神Tくんから学んだ経営について教えは数えきれないほどあります。

今回その一部を「7つの教え」としてにまとめてみました。

 

続きが気になる方は、こちらのノートに書いていますので、ぜひご覧ください♪

※大事な教えなので、一部有料にさせて頂いてます☆

note.com

 

 

※開業当時に読んだ本をご紹介したいのですが、ほとんど処分しており、著書名が思い出せません。そこで、私が一番最初にサラリーマンとは違う考え方があることを知った、この大ベストセラーをご紹介したいと思います。きっとこの本で世界が変わった人が世の中にゴマンといるはずで、私もその1人です。お金に関心のある人なら、一度は読んでみるべき本です☆

 

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開業決定、神現る

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は卒後研修として再度マッサージをする機会が得られ、勤務開始後半年たってようやく少しずつ治せるようになってきたことを書きました。

 

不思議な感覚でした。

もっと力を入れなくちゃほぐれない感覚だったのが、ふと力が抜けたような、あれ?こんなんでいいの?という感じでした。

 

また、目の前の患者さんに今起こっていること、過去に起こっていたことが少し想像できるようになり、じゃあ今度は何をするといいのか、先が少し見えるようになりました。

 

とはいえ、先輩方のようにバリバリ治せるわけではありません。

わからない症例も多く、最後まで相談は不可欠でした。

 

そんな中、真剣に考え始めたことは開業のことです。

多少前より理解はできるようになったけれども、まだまだ技術は未熟。

もう1年いさせてもらった方がいいよなあ、、、

 

その時私は42歳。

あと1年ここにいるともっと開業が遅くなるんだよなあ、、、

 

かなり悩みました。

どこで開業するかも含めて。

関東にいたら先生や先輩方もいるし、新人の時から8年間勤務した土地だったら友人助産師がいっぱいいるし、地元だったら親がいるし、どれもアリでした。

 

が、最後の決め手は何だったかと言うと、研修入学前に作ったドリームマップ。

 

作成したドリームマップ

 

そこに「42歳で開業」と描いたから、やっぱり開業する!

卒後研修を延長せずに開業することにしました。

技術的には、6割の人を多少なりとも治せるようになったらOKとし、区切りの3月までの数か月でそのレベルになれることを目指しました。

 

場所については、これもドリームマップに描いたように「父の手作り野菜を毎日食べられる」場所、すなわち地元に戻ることにしました。

 

結局ドリームマップに描いた事を実行する形になりました。

逆に言うと、あれがなければ「自信もないし、もうあと1年、、、」とズルズルいっていたと思います。

 

時期と場所が決まってしまえば、あとは開業に向けて準備スタートです。

開業のかの字もわからない状態から、春に地元にもどって開業です。

 

さて、皆さんならこんな時、どんな準備から始めますか?!

 

私が初めにしたことは、「経営について教えてもらう」ことでした。

というのも、開業している先輩たちからよく聞いていたのは、

「乳房マッサージはそんなに儲からない。夜勤とか乳児訪問とかの仕事と併用している人が多い」ということでした。

 

200万円の研修費使って、

さらに関東での生活費300万円使って、

研修のためだけに500万円は使っているのに、乳房マッサージだけで暮らしていけないの?!

また夜勤をしなくちゃいけないの?!

 

乳房マッサージだけで生活していくために研修を受けに来たのに、どうもそれだけでは食っていけそうにない雰囲気をひしひしを感じていた私は、ひとまず人に相談してみることにしました。

 

私が相談できそうな人は1人だけでした。

私の知り合いの中で唯一会社の社長をしているTくん。

経営をしている人に聞くのが一番だと思いました。

 

元々同級生で、関東在住の彼とは、私が上京してからたまに食事に行っては将来開業したいんだ、という話をしていました。

 

そこである日彼に相談しました。

「今度地元に戻って開業するんだけど、どうやったら稼げるか教えて」

 

その日から彼のレッスンが始まりました。

と言っても、ご飯食べながらざっくばらんに、あーだこーだと彼が言うのを私がノートに全部書き止めていくようなものです。

 

結局3回くらいレクチャーを受けたのですが、この時のレクチャーが今の葉っぱ助産院を作っています。

 

彼には本当に有用なアドバイスを受け、彼は私の神となりました。

そんな彼に最初に聞かれたことは、どんなふうなビジネスモデルかということです。その頃はビジネスモデルなどという言葉も知らないので、料金はいくらで、何回通院するかという事を聞かれた通りに伝えました。

 

葉:「1回6,000円で基本は3回で終了。その後は必要な時か、定期的に来る人も時々もいるくらい」

それを聞いた彼はひと言言いました。

 

T:「俺ならやらないね」

 

ええ~っっっっっっ!!

ちょっと待って~!!!

どういうこと???!!!

 

T:「だって3回しか来ないんでしょ。そんな新規、新規のビジネスモデルなんて、俺なら吐きそう」

 

なんですと~(><)

頭をハンマーでかち割られた気分です。

ここまできて開業しない方がいいということ?!

 

葉:「でも、もうやるしかないのよ。何とかならないかな?!」

それを聞いた彼はその後考えて言いました。

 

T:「断乳後、次の出産まで整体とかで繋ぎができるのなら可能だと思う」

つまり、同じ人に繰り返し長く通院してもらうことが必要だということでした。

 

そこで、地元に戻った後整体を学び、マッサージに来られるママさんたちに提供することにしました。

 

これには開業後大いに助けられました。

断乳後のママさんたち向けの整体ではなかったので、つなぎとはなりませんでしたが、授乳中のママさんたち向けとしてマッサージにプラスすることができました。

ナイスアドバイス!!

 

もちろん、これだけでなく、彼は本当にたくさんのアドバイスをくれました。

改めて言いますが、私にとって彼は今でも神です。

その神がくれた様々なアドバイスは、今度改めて書くことにします。

 

※私がよく参考にしている、有名な仁志田先生の本。赤ちゃんの生理的なことはこの本でかなり学びました。

ただ、かなり昔に買った本なので、今は↓が最新版のようです。

 

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1年半かかってようやく

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は実家に戻り、うつ状態から回復したことを書きました。

 

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実家に戻って半年後、社会復帰を果たし、地元のクリニックで働くことになりました。

助産師としての勤務はずっと県外だったので、地元で働くのは初めてでした。

 

開業はもう当分無理だろうと諦めていました。

そもそも研修卒業の時点で技術もなかったし、半年以上離れてたし。

なので、勤務しながら少しママさんたちにマッサージ練習させてもらえたら、というくらいでした。

 

ところが、就職してまもなくして驚くことがありました。

卒後研修に来ないか、と声がかかったのです。

卒業当時にタイミングが合わず、残ることができなかったのですが、空きが出たようです。

 

就職してほんのわずか、クリニックに申し訳なくて迷いましたが、こんなチャンスまたいつ訪れるかわからない。絶対に行きたかったです。開業の夢は諦められませんでした。

 

そこで、事情を話してクリニックを退職させてもらい、再上京することにしました。

2013年の春、開業の約1年前でした。

 

このように、クリニックでの勤務はたった半年で終了することになったのですが、スタッフや先生にはすごく良くして頂きました。

 

実家から通っていたのですが、健康のためによく1時間ほど歩いて通勤していました。

 

そもそも運転ができないので歩いてもいたのですが、それを知った色んなスタッフの人たちが行きは途中でひろってくれて、帰りもよく送ってくれました。

 

私はこの時、できないことがあると人は喜んで助けてくれることを体感しました。そして、車の中で色んな会話をすることで仲良くなっていったので、運転できなかったことで得られたものが沢山ありました。

 

その後開業時に改めてご挨拶に伺った時も、みんな応援してくれて、先生に至っては「パンフレットをうちに置いていいよ」と軽く言って下さり、本当に感謝しかないです。

 

そんなこんなで退職後に再上京し、今度は勤務者として乳房マッサージをすることになりました。

 

やっと乳房マッサージができる!!

毎日マッサージができる!!

それはそれは嬉しかったです。

 

とはいえ、そもそも研修卒業時点でよくわかっていなかった私は、勤務開始時も1人では全く何もできない状態でした。

研修生となんら変わらず、正直給料泥棒でした。

 

なので、先輩方に毎回チェックしてもらっていました。

 

わかりにくいかと思うのですが、ここでいう「先輩」とは「1年間の研修を修了した認定者」の事で、卒後研修として働き始めて後輩指導にあたるまでの腕を持つようになった方達のことです。

 

私が研修生だった時は、この先輩方が勤務者として患者さんにマッサージをする中の一部を、研修生として練習させてもらう形でした。

 

ということは、私が受ける卒後研修は名前こそ「研修」ですが、本当は「1人立ちした認定者の勤務」です。

 

私も認定者であり勤務者なのでお給料をもらっていましたが、実質1人では何もできなかったので、正直他の先輩方と同じ給料をもらえる立場ではありませんでした。

 

でも、どの先輩も、毎回毎回「こんな患者さんですが、どうしたらいいですか?」と相談する私に、何をしたらいいかの指示を出し、さらに私の施術後の手直しまでして下さっていました。自分の患者さんも、研修生の指導も抱えているのに。嫌な顔ひとつせず。

 

今の私があるのは、この時辛抱強く教えて下さった先輩方のお陰です。

感謝しかありません。

 

そうして半年くらいたった頃でしょうか。

「この人は今こんな状態なんじゃないだろうか」

「この人にはこんな風にマッサージしたらいいんじゃないか」

と私が思うことと、他の先生に指示を受ける内容が少しずつ一致するようになってきました。

 

そして先輩に手直しをされなくても治っていく人が出始めました。

マッサージ技術と管理の仕方が少しずつ理解できるようになってきたのです。

 

入学式で半期上の先輩が言っていた、学んだ事が点ではなく線でようやく繋がってきたのです。

 

力ばかりを使っていた私が、力を使わずにマッサージができ始めたのもこの頃です。

 

入学して研修を受け始めてから、実に1年半。

ようやくでした。

本当に長かったです。

 

 

※「よくわかる母乳育児」の改訂版です。さらに細かいトピックなどが書かれていて、より理解が深まる内容になっています。「よくわかる母乳育児」と併せ、手放せない本です。

 

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うつ状態からの回復

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、研修卒業後近くのクリニックに勤務していたけれど、そううつ状態になり突然退職し実家に帰ることになったことを書きました。

 

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こうして関東を急に離れることになり、実家に戻った訳ですが、もうこの時は乳房マッサージも開業も諦めていました。

その後自分が社会復帰できる日が来るとは想像できませんでした。

 

実家では、とにかく寝ていました。

もう寝て起きるだけで精一杯でした。

そして、恥ずかしながら両親の布団で一緒に寝させてもらいました。

2人に手をつないでもらって。

子どもに戻ってました。

 

そして、もう1つ。

ほうれい線を消すために、母が「プロテインを沢山摂取するといい」と言うので、父にお金を出してもらって、プロテインを通常の倍量食べました。

 

このプロテインは、皆さんよくご存じのミキプルーンの会社が出しているもので、プルーン・プロテイン・ビタミンC・ビタミンDという4種類を継続的に摂取することで健康が保たれる、というものです。

 

昔から母が摂取していたので、よく勧められていたのですが、高いし美味しいと思えないし、「プルーンを食べるくらいなら死んだ方がマシ」なんて言って断固拒否してました。

 

でも、この時は藁にも縋る思いで4種類を食べまくりました。

 

すると1ヶ月もすると、少しずつ変化が現れてきました。

起きる時間が増えていったのです。

多分DNAの元であるタンパク質(プロテイン)を大量に摂取したことによって、スカスカだった細胞がつまってきて、体力がついてきたのだと思います。

 

すでに定年退職している父が自宅近くで畑をしていたので、毎日畑を手伝うようになりました。

 

やっぱり土は人を元気にしてくれます。

植えた種から芽が出て、茎が伸び、日ごとに大きくなっていく野菜たち。

毎日のぞきに行って、小さな人参の間引きをしたり、トマトの枝を切ったり、そんなことを楽しめるようになりました。

 

そのうち、近所のおばちゃんやおじちゃん達と軽口をたたけるくらいになってきました。

相変わらずプロテインは食べまくっていました。

ほうれい線が消えるように。

ただまだ外出できるほどの元気はなかったです。

 

そんな実家に戻って2ヶ月ほどたった頃、一緒にボランティアをしていた仲間の1人が、福岡に遊びに行くから会いませんか?と連絡をくれました。

 

正直まだ遠出はきつかったけど、せっかく来てくれるし、と思って、頑張って1時間かけて出かけて行きました。

 

久しぶりに会った彼女は、私のことを心配してくれていて、みんなからメッセージや写真を集め、アルバムにした物を渡してくれました。

涙が出ました。

 

その日の外出は本当にきつかったけれど、でもこの日をきっかけに外に出ていけるようになりました。

体力と自信がついたのでしょうね。

 

ほどなくして親の布団から離れて1人で寝るようになり、いつしかほうれい線の事もあまり考えなくなっていました。

 

一度連れられて心療内科を受診したりもしましたが、結局薬を飲むこともなく回復し、最終的には実家に戻って半年後に社会復帰しました。

 

振り返ると、私は心も身体も栄養不足だったのだと思います。

ある人に、うつは脳の栄養不足なんだよ、と言われたのですが、自分でもそうだと思いました。

 

高校卒業後親元を離れ、1人でずっと頑張ってたんだと思います。

助けを求められず、もがいていたんだと思います。

 

また、心と体のどちらが先に回復するかというと、「体」でした。

身体が整ってきて初めて、やっと心も回復してくるんだと実感しました。

今回ばかりはミキプルーンさまさまでした(それ以来ずっと食べ続けています)。

 

けれど、もちろんそれだけではありません。

両親の愛情なしに、こんなに早く回復はしなかっただろうと思います。

 

かなり心配していたとは思いますが、何も言わず、腫れものに触るようでもなく、ただ普段通りに接してくれました。

 

私が寝て起きることしかできなかった時期には、「この新聞をそこに置いといて」と、私ができそうなほんの小さな用事を言いつけてくれて、それを完遂する喜びをくれました。

 

小さな用事だけど頼ってもらえた喜びと、役に立てる喜びが私の自信回復の一助となったのは間違いありません。

 

こうして半年後、地元のクリニックに勤務することになりました。

結局そのクリニックも半年で退職することになるのですが、ここでのクリニックとの繋がりが、その後の開業の際の大きな支えとなりました。

 

人間万事塞翁が馬

多分そううつ状態にならなければ、開業前に地元で働くこともなかったと思うので、今となっては全て必要な事だったんだ、と感謝です。

 

※私は販売はしていませんが、ミキプルーンのセット、特にこのプロテインには本当に助けられました。タンパク質をしっかり摂る事によって体力を回復しただけでなく、身が詰まったような、身体が締まったような感じがしました。たしかに高いけれど、高いからこそ頑張って稼ぐエネルギーにもなり、今も飲み続けています。

 

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卒業後そううつ状態に

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回はボランティアで仲間ができたこと、そうこうするうちに卒業を迎えてしまったことを書きました。

 

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ブログを読み返してみると、研修そのものの話をあまり書いていないことに気付きました。

 

私は、とにかく理解ができませんでした。

レベルの違う講義を受けると、「何か質問は?」と聞かれても「何を質問したらいいのかわからない」状態になりますよね。

まさに1年間あの状態でした。

 

うっ滞しているおっぱいなんて、病院勤務の時に嫌というほど見ていたはずなのに、研修生として見ると、それが何を表していて、どう解決すればいいのか全くわかりません。

 

『病院で見るおっぱいと、研修生として見るおっぱいは全く別物』でした。

病院では、「おっぱい溜まってますね。マッサージしましょうね~」と軽く触っていたのに、研修生として同じ状態を見ると、

 

これはどういう状態なの?!

どうしたらいいの?!

 

途端に触るのが怖くなり、先輩たちに聞かなければ触れませんでした。

正しい対処方法がわからなかったのです。

それくらい、ど素人になってました。

 

しかも、痛くないマッサージが売り物なのに、必死にものすごい力を使ってマッサージしようとしてしまうし、とんちんかんなレポートは相も変わらずで、ずっと叱られまくっていました。

 

けれど、どうしてもマッサージができるようになりたい。

できるようにならなければ開業できない。

その一心で、この1年間は死ぬほど努力しました。

 

毎日毎日自宅で練習用の模型で練習し、

お風呂に入った時に自分のおっぱいで練習し、

研修に行ったときは毎回研修生同士で練習し、

24時間どうしたらおっぱいマッサージができるようになるか考えてました。

 

なのに、結果は卒業の時点で

「いまだによくわからない」

 

入学式の時に先輩が言った「点が線になる」ということは私には起きませんでした。

 

卒業日は不安しかなかったです。

これからどうやっていったらいいものか・・・

 

到底今のレベルでは開業は無理。

それだけは確信してました。

 

そこで、卒後研修を受けたいと申し出たのですが、運悪く空きがありませんでした。

この制度は、研修を修了した人が今度は勤務者としてお金をもらいながらマッサージができ、さらに先生にも見てもらえる、というシステムだったのですが、勤務可能な人数が限られていたので、私は受けられませんでした。

 

でも、どこか他所に行ったところでマッサージの勉強はできません。

私がとった選択は、関東に残って助産師として近くのクリニックでパート勤務しながら、空いた時間に勉強に行かせてもらう、というものでした。

 

けれど、これは案外うまくいきませんでした。

シフト勤務で夜勤をしながら休みの日に勉強に行く、というのは思った以上に身体がついていかなかったです。

 

やっぱりお金を払って、無理にでも行く状態を作らなければ、寝てダラダラする方が勝ってしまいました。

 

そうして半年が過ぎた頃、私の身体に異変が起こりました。

鏡の中の自分の顔を見て愕然としたのです。

「私っておばさんだ」

 

この時40歳。

おばさんで当たり前なのですが、突然自分の顔のほうれい線しか見えなくなりました。

 

それからはほうれい線をどうやって消したらいいか、そればかり。

ネットでほうれい線が消えるという何万円もするマッサージ器を買い、小顔になるマッサージに何十万円もお金を払い、そして最後に「死にたい」。

 

「道路で車が私をはねてくれたらいいのに」

 

それを願いました。

とにかく毎日考えることは

「若くなりたい」

「死にたい」

 

完全に心が壊れてました。

食べているはずなのに、体重も5キロくらい落ちていました。

 

人と話すことは一見普通にできるけれど、人と話すことが辛く、心臓がバクバクして、頭がふわふわして、通勤も仕事も正常にできる状態ではなくなりました。

 

軽いそううつ状態だったと思います。

思えばその半年くらい前から、何となくどうしようにもない時がありました。

研修が終わり、緊張の糸が切れてしまったのかもしれません。

 

私が出した結論は、実家に戻ることでした。

病院の上司に相談し、すぐに退職することになりました。

夜勤をバンバンに入っていた私が急に辞めることはどれだけ迷惑をかけるかわかってはいましたが、どうしても続けられなかったです。

 

あの時にご迷惑をお掛けした皆さま、本当に申し訳ありませんでした。

そして、それを優しく受け入れて下さった上司とスタッフの方々にも改めて感謝申し上げます。

あの時退職していなければ、今こうして元気にいられなかったです。

 

 

※私が一番使っている本です。解剖生理を始め、エビデンスまでかなり詳しく書かれています。

 

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知らない土地で仲間ができた&研修終了

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は震災ボランティアを始めたこと、SNSでのボランティア募集のトピが炎上したこと、あるスポーツチームのキャプテンが連絡をくれたことを書きました。

 

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このキャプテンは「あなたの謙虚な姿勢に応援したいと思い、参加を決めました」と言ってくれました。

 

早速その週末に男女合わせて10名ばかり部員たちを連れてきてくれ、それを皮切りに、自治会が災害対策本部を閉じるまでの約1ヶ月の間、毎週末ボランティアに来てくれました。

 

正直ほっとしました。

SNSでかなり炎上したので、世間の皆様にどう思われてるのか、自治会に迷惑がかかっていないか心配でしたが、このチームの部員以外にも、私のトピを読んだ沢山の個人の人が「自己責任ですから問題ありません」と言って来てくれました。

 

自治会の方でも、途中からはボランティア保険の手続きをしてくれるようになりました。そんなこんなで自治会でのボランティアサポートは1ヶ月ほどで終了しました。

 

本来ならここで終了のはずですが、地域によってはまだまだ何も片付いていない場所が沢山ありました。

 

そこで、今度はそのキャプテンや個人参加の人たちと「今度は自分たちでボランティア活動をしよう!」という話になりました。

 

ボランティアグループを作り、他の自治体に声を掛けて行きました。

するとぜひ手伝って欲しい、とのこと。

またまた毎週末にボランティアをする日々が始まりました。

 

マイショベルを持参してもらい、各家庭の庭にたまっている泥を出す作業。バケツリレーで外に運び出すことを繰り返しました。

 

報酬なし、交通費自己負担、保険加入代自分持ち、という条件でしたが、それでも電車で1時間かかるようなところからも、色んな人が参加しに来てくれました。

みんなでワイワイとバケツリレーをして家がきれいになっていくのが楽しく、参加人数も次第に膨れ上がっていき、毎回30人前後集まっていました。

 

とても嬉しかったのは、私が初めSNSでトピックを立てた時に「それは危険なのではないか?」と疑問を呈する書き込みをした人が、最終的にこのボランティアグループに参加してくれて仲間になったことです(10年以上経った今でも繋がっています!)。

 

ボランティアグループでの活動は1~2ヶ月程度やったかと思います。

活動終了がすごく寂しく感じました。

 

でも、そこで終わりませんでした。

その後もこのメンバーで飲み会をしたり、カラオケに行ってガンガンに踊ったり、時にはプロレスを見に行ったり(私の友人に現役プロレスラーがいて、この人が一度ボランティアに参加してくれた)、マラソン大会に出たりしました。

 

知らない土地にきて、ただ研修に没頭する日々だったのが、思わぬ形で仲間ができ、私の1年間の研修生活に花が咲きました。まさか研修以外に仲間ができるなんて!

 

そうこうしているうちに、ぼちぼち私の乳房マッサージ研修も再開し始めましたが、あまりの出来の悪さに落ち込んでいる時には、こうした仲間との交流がかなり私を癒してくれました。

 

実は彼らは、私が開業する際に開業祝いとしてみんなで大きなぬいぐるみをプレゼントしてくれました。ミッキーとミニーです。今でもずっと葉っぱ助産院の待合室にいて、子ども達を喜ばせてくれてます♡

 

ただ、やはり現実に戻る日はやってきました。

4月末あたりに本格的に研修再開したと思うのですが、1ヶ月以上本来の研修期間が短くなった私たちは、卒業が延びるのではないかと思っていました。

そうなったらどれくらい延びるだろう、、、そんな心配ばかりしてました。

 

4月には新しい研修生が入学しましたが、研修施設もやっと何とか復活したばかり。「予定通り卒業よ!」と言われた時にはビビりました。

 

もう8月の研修終了まであと3ヶ月ちょっとしかありません。

普通なら最後の半年で受け持ち10名(だったような?)を持ち、その症例をまとめて卒業試験となるところが、私たちには時間がない!!

 

先生もすごいペースで教えてくれましたが、私たち研修生もこの時ばかりはものすごく協力体制に入りました。1人でも受け持ちさんを逃さないよう、研修中は互いにサポートしあい、メールでやり取りして(あの頃はガラケーでした。今のようにLINEはなかった)、怒涛の3ヶ月間を過ごしました。

 

問題は、私の技術力です。

ただでさえ飛びぬけて下手くそだったのに、研修が短くなり、さらに上達が遠ざかる。

けれど、同期の人たちはというとそんな事はなく、どんどんできることが増えている。

私のように1日中研修に出ているわけではないのに、仕事をしながら通っているのに、私よりずっとマッサージが上手だし、改善方法もわかってる。

 

本当に泣きそうでした。

入学当初は先が見えずクラクラしていましたが、ひとまず半年と思っていたところに震災があり、研修休止中に最初の目標だった半年が過ぎてしまった。

半年時点での自分はどうかというと、いまだに何一つわかっていない。

 

こんなんで卒業後開業できるのだろうか?

絶対無理。

絶望しかありませんでした。

 

開業できるくらいの技術を身に着けるには卒業後研修を受けなきゃいけない。

その決意をしました。

 

そうやってとうとう卒業の日を迎えてしまいました。

 

 

※私が母乳や乳房の基礎を勉強するのに一番使っている本です。解剖生理から詳しく書かれてあり、エビデンスも載ってます。

 

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