輝け、助産師!私の助産院開業物語

今後の助産師人生に迷っているあなたへ贈る、42歳で開業して自分の道を見つけたある助産師の物語

開業準備②~整体を学ぶ

こんにちは。

乳房マッサージ専門「葉っぱ助産院」院長の山田葉子です🍃

 

前回は、開業前に7年ぶりにペルーへ遊びに行ったことを書きました。

 

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さて、帰国してすぐに私を待っていたのは、整体を学ぶことでした。

これは、おっぱいマッサージに整体をつけろ、という私のメンターであるTくんのアドバイスに従い学ぶことを決めたものです。

 

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とはいえ、おっぱいマッサージのように1年間という長期ではなく、1週間合宿という短期集中の講座でした。

 

ここの整体は、私が以前勤務していたクリニックの同僚が先に学んで自分でサロンをすでにオープンしており、良かったと言っていたので私も学ぶことにしました。

 

私が助産師としてほとんどの時間を過ごした愛知県での合宿というのも何かご縁を感じました。

 

正直1週間で習得できるものか、かなり不安はありましたが、これもやるしかありません。たまたまもう1人別の方が同じ時に合宿として受講されていて、1週間一緒に過ごしました。

 

この方はお子様2人連れで合宿に来ており、2人の子ども達のお陰でかなり和みました。昼は授業を受け、夜は子供たちが寝静まってから一緒に練習をし、習得に向けて協力できて良かったです。

 

お子様がいてもこうして頑張ってる人がいるんだから、1人身の私ができないなんて恥ずかしい!そう思いながら、何とか1週間でと思い夜も頑張りました。

 

が、やはり1週間でできるようになる、というのは難しく、地元に戻った後にビデオを見ながら、家族や友人に練習相手になってもらってかなり練習しました。

 

近所のおばちゃんが定期的にお金を払って私の施術を受けてくれたことが、結果的に一番上達したと思います。自分の気合の入り方が違いました。やはりお金をもらうって大事です。

 

1週間はあっという間で、正直地元に戻る時は「こんなんで大丈夫かな、、」と不安でした。乳房マッサージと比較すると、あまりにもあっさりと終了してしまい、技術提供できるのか、不安が大きかったです。

 

でも、実際にやり始めたら、整体の先生はいつも快く質問に答えてくれたし、整体を学んだことで患者さんにやってあげられることが増え、また身体についての質問にも答えられるようになり、学んで良かったと思いました。

 

何より、経営面でかなり助けられました。

Tくん、本当にありがとう!

 

↓整体を学ぶことになった経緯はこちら

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そんなこんなで整体講座は終了したのですが、この時に私にとって他に2つほどいい事がありました。

 

 

1.先出の元同僚のお宅に見学に行った

最後は彼女の「自分が出産後身体が辛い時にここの整体に助けられ、その後この整体を学んだ。学んで本当に良かった」と言っていた言葉で受講を決めた私。

 

自宅開業している彼女の家に見学に行かせてもらい、実際に私に施術もしてくれました。私の頭の中の施術の流れがこの時結構まとまりました。

 

それから、彼女に教えてもらってすっごく役に立ったのが「ホームページをすぐにでも立ち上げた方がいい」ということでした。

 

というのも、立ち上げてから反応が出てくるまでに2~3ヶ月かかるそうです。

〇月〇日開院!

だけでもいいから、まずは出しておいた方がいいと言われ、地元に戻り早速言われた通りにしました。

 

この事でどれほど助かったかわかりません。

 

8年後の今はまた少しホームページの立ち位置が変わってきており、今はグーグルマップやインスタが主流ですが、いずれにしても、反応が出てくるまでに数か月要するので、中身はまだまだ未完成でいいので、とにかく「開院するよ!」というのを先に告知しておいた方がいいと思います。

 

自宅開業で結構お客さんが来ていた彼女は、かなり経営の才能があると思いました。クリニック勤務時からそうでしたが、堂々とやっていてかっこよかったです。

 

例え自信がなくても堂々とやらなくちゃな、と思いました。

 

 

2.新人の頃の同期たちに会った

これを読んで下さっている皆さんには新卒時代の同期はいるでしょうか?

私には同期が他に4人いました。

 

以前ちらっと書きましたが、地域でも有数の産科基幹病院に就職し、妊婦さんが他のクリニックから救急車で運ばれてくるような状況にいつもドキドキだった私。

おっちょこちょいで早合点な私はとにかくケアレスミスが多く、もちろんお叱りの数も多いわけで、新人の頃はいっぱい泣きました。

 

けれど、これは私だけでなく、きっと誰もが経験していることですよね?

何もわからないゼロの状態から、1人で命を預かる立場にならなければならないのですから、その厳しさは当たり前です。

 

が、失敗続きの1年目は、本当によく泣きました。

もちろん、もれなく同期の他の4人も。

みんな一度は申し送りの際にあれこれつっこまれて泣いてたような気がします。

 

そんな苦しい時に、誰よりも助けてくれたのは同期のみんなでした。

みんなで愚痴を言い合って、なぐさめあって。

そうこうするうちにすごく仲良くなり、そのうち毎月1人3,000円ずつくらい出しあってお金を積み立て始め、そのお金で定期的にちょっと高級な料理を食べに行ったり、みんなで旅行に行ったりました。

 

そんな訳で私が退職するまでの4年間、非常に濃厚な関係が出来上がりました。

同期の仲間との信頼関係はその後もずっと続き、私が海外に行っている間も何かと連絡を取り合い、整体を学びに行った時には久しぶりに集まりました(ちょうど合宿が同期のみんなのいる近くだったので)。

 

22歳の新卒で出会った私たちが久しぶりに集まったのは20年後の42歳。

それぞれ働く場所も違っていましたが、すぐにあの頃に戻り、私の開業を心から応援してくれ、絶賛子育て中の同期のみんなにママさん目線で私の開業についてあれこれ教えてもらいました。

 

その後開業時には、お祝いとしてブルーレイをプレゼントしてもらいました♡

 

※同期とは今年からオンライン同窓会と称して、2ヶ月に1度程度皆でおしゃべりしています。コロナでリモートがすすんだお陰です!

 

このように、卒後研修終了後5月半ばまで1ヶ月半くらい本格的に動けなかったのですが、開業前にペルーに旅行に行ったり、同期に会ったりした時間は、本当に貴重な時間になりました。

 

最終的に自分の心のバランスをとることが経営上最重要課題になってくるので、皆さんも時々心癒される場所に身を置くようにしてくださいね!

 

 

 

※大ベストセラーの1冊。開業時に同期の1人がシリーズをプレゼントしてくれました。自分の子育ての際にすごく助けられたから、と。色んな子育てについて「それでいいんだよ」と小児科の先生がアドバイスしてくれる本。イラストも多く、読みやすいので、産後お疲れのママさんたちにはもってこいだと思います。

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